3日目 (11/18)
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蓮見「痛っってえよ!バカ!」
昴「バカ…?
それを僕に向かって言っているんだとしたら洸太はよっぽどのバカなんだろうね。落とすよ?」
蓮見「…うぐッ、」
結局その後
蓮見くんと兄は言い合いだけでは収まらず取っ組み合いの喧嘩にまで発展。
元々、カッターで数箇所刺されていた蓮見くんの体はもちろん出血多量で貧血になりその場でバタン。
兄もたくさん体にアザを作っていた。顔とか腫れてたし…
で、保護者(昴さん)に学校まで迎えに来てもらい、蓮見くんはこうしておんぶされているワケなのです。
蓮見「つーか丁重に扱えよ!怪我人なんだから俺!!」
昴「…それにしては元気良過ぎ。
てゆうか、背負ってあげてるだけマシだと思いなよ。全く」
昴さんは、やれやれと言った様子だけどなんだかんだこうして助けてくれるんだからきっと優しい人なんだろうな。
星「すみません昴さん…蓮見くんのことを巻き込んだのは私なんです。
結果蓮見くんにも昴さんにも迷惑かけて、本当にごめんなさい!
だから私を煮るなり焼くなり…!」
昴「しないよそんな物騒な事」
星「でも、」
昴「煮るなり焼くなりしてもいいならさ。
転校して早々停学になった洸太にしようか」
蓮見「…ばっ、怖えよ!
お前が言うと本気に聞こえる!!」
昴「ねえ洸太、僕はいつでも準備万端だよ?」
蓮見「スミマセンデシタ」