7日目 (23/27)
ピコンッ、
ん?RINEの…通知音… だ。
ピッ、
『……は?』
画面を見て、この一言。
いやもうそれしか言いようがない。相手はあの兄から…かと思いきや私の母からだった。
私にRINE送ってくる時は決まって”あれ買ってきて”だとか”これ買ってきて”だとか、つまり業務命令以外は無いのだ。
まあ、ある意味ではこれも業務命令かな…。
二人が口論をしている中、コッソリとRINEの内容を読み返事を考える。
どうしよう…どうしたら、
昴「星、洸太って話にならないよね…って
どうしたの?」
『えっ!な、なんでもないです!
どうかしている様に見えますか?』
蓮見「めっちゃ動揺してんじゃん。何かあっただろホラ言え」
なんでバレるかな~~~!
さっきまでは全然こっち向いてなかったのに!
『…あ、兄が…病院に居るから来いって。ついさっき母から』
あははと笑ってはみるものも、二人は顔を見合わせ、同時に大きく自分溜め息を 吐く。
蓮見「…また七瀬は」
昴「呆れた」
そ、うですよね~…