7日目 (17/27)
帰ろう。
帰って、昴さんの側に居よう!
そして解決策が無いか蓮見くんと蓮見パパに相談してみよう。 よし!元気出た!!
『ただいま帰りました!』
昴「お帰り、星」
途端、昴さんに引き寄せられふわりと抱き締められる。
思わずぎゅーっと抱きしめ返す。見上げれば、嬉しそうな昴さんの顔が。
昴「…体、ちょっとだけ冷えてるね」
『まだまだ寒いですからね~。
風に当たってきたので冷えちゃったんだと思います』
昴「風邪ひくよ。そんな薄着で」
ムッと眉を上げて。
ちょっとだけ怒った顔。
体はピトリ、とくっついたままで
昴さんは更に私をギュッと抱き締める。
何度も何度も、私の存在を確かめるように。
昴「…居なくなっちゃったのかと思った。急に外に出たりなんかするから」
『あっ、それは…ごめんなさい!』
昴「あんまり心配かけないでよ。
色々と持たないんだけど」
か、可愛い!!
かつてない程までにスリスリしてくるし甘えてくるしきゃああーっ!!可愛い過ぎ!!
『へへへ』
昴「え、何ニヤニヤしてるの。
それは結構かなり気持ち悪いからやめて」
『言いますねえズバッと』
こうゆうところは相変わらずの様。
心底気持ち悪いって顔してたもんなー!辛!