7日目 (13/27)
しばらくして、
昴さんが故障したことで研究室のセンサーが反応し、蓮見パパが慌てて駆けつけて来た。
父「ああもう!ほんとヒヤヒヤした~~
俺が1番に気付いたから良かったけど、他の研究員だったら間違いなく撤去されていたよ!
あ~~…こんなに派手に壊して。何したらこうなるの」
『うっ』
わ、私のせいだ~~!
屋上から落ちたところを助けられました、なんて後から色々言われそうだなあ。蓮見パパお喋りさんだし。
昴「転んだ。それだけだよ」
父「転っ、いやいや!どんだけ派手に転んだのかなああ」
蓮見「(嘘下手かよ!)」
一瞬 昴さんと目が合って
内緒、と私にだけ分かるようなサインを目で送ってくれた。庇ってくれたのかな?
蓮見「うっわ!余計なことすんなよ!」
父「いーの!ここは!こうするんだからッ」
蓮見「バカじゃねえの!?
てゆうか手出さないでくんない邪魔」
父「ひ、酷いよ洸ちゃあああん!!」
ええと(・ω・)
大丈夫かなこの親子
昴「……不安なんだけど」
『あは、ははは』
ですよねえ。