7日目 (7/27)
『なーんて、
思うわけないでしょーがバカ兄!!
一緒に死のう?
ぶっ壊してやるよ?
なんなの!厨二病なの!?笑わせたいの!?』
兄「…違っ、
ちゅ、厨二病なんかじゃ!」
『いいえ厨二病です
ハッキリ言うけど、厨二病!
気付いていないなんて…はぁ。恥ずかしくないのお兄様』
兄「…ぐ、うぐぐ…」
はあー困ったものだ。
あ、私もですかね。なんか可愛げないですよねこんなの\(^o^)/ふふ
はい。
全くビビってないです☆
怖くて何も言えないとか動けないとか全然そんなのなくて、自分が1番びっくりしてるくらい!
兄はシリアスキャラだから私みたいなコメディキャラとは絶対相性悪いよね残念残念。
蓮見「…星!大丈夫か、ああ、大丈夫そうだなお前」
澪「はぁッ、うえ、久々に走ったから気持ち悪い…
大丈夫?良かった、星ちゃん!」
『うん!全然大丈夫だよ!』
屋上の扉から現れた
息を切らして駆け付けてくれた蓮見くんと澪ちゃん。
2人に無事を伝え、へなりと地面に座り込む兄をチラ見。呆然と言った感じかな…
兄「…んで、な…んで…」
兄はブツブツと何かを呟きながら、おぼつかない足取りで屋上のフェンスの前へ。
ガシャン…、
兄「……」
そのまま
フェンスを乗り越えようとする兄。
『ちょっ。
何、やってるの…?』
兄「……」
私の話…聞いていない。
兄、まさか飛び降りる気なの?