7日目 (4/27)



何かの間違いかと思った。

自分の視覚も、聴覚も、おかしいんじゃないかなって。そりゃ疑いたくもなるよ。だって目の前には絶対居る筈のない…








『澪ちゃん…!』





私の

初めての友達



澪ちゃんが居たから。






って!!


おかしいおかしいおかしい!

なんで!?
なんで澪ちゃんが居る、っていうかなんか普通過ぎて…ええ!?








蓮見「…おまっ!は!な、な??」


澪「そんなオバケでも見るような顔しないでよ!ちゃんと足…ああ、美脚って言った方がいいかな?

ほらこの通りあるし」



蓮見「…ばっか///


自分でスカートめくるなよ!」


澪「いやいやめくるフリだし。

顔真っ赤にしちゃってー。

可愛いね洸太!」





つんつん、と蓮見くんのおでこを突きながらニコニコと楽しそうに笑う澪ちゃん。


え、

てゆうかほんとに澪ちゃん?

ちょっと不安になってきたよ!?






澪「久しぶり!星ちゃん」





あ…





澪「色々と、大丈夫だった?」





優しくて


笑顔の眩しい





澪「心配だった。ずっと!」




私の知っている、澪ちゃんだ。




澪ちゃん…生きてたんだ!!