取り戻すだけだ (2/10)
ーーーその頃。
社長室で話す二つの影。
昼ヶ丘と大釜 洲夜の姿があった。
大釜「社長、黒夜の奴どこへ連れて行ったんですか?」
昼ヶ丘「”おもちゃ箱”よ」
その言葉に大釜は「あぁ...」と納得した様な表情を浮かべた。
昼ヶ丘「私達の計画を聞いた途端に抵抗するんですもの。だから”おもちゃ箱”のあの子達にお仕置きしてもらわなきゃ」
大釜「はぁ....それはお気の毒に...」
社長室より少し歩いた場所にある小さな部屋。
通称”おもちゃ箱”
そこには椅子に縛り付けられた黒夜 妃と2人の少女の姿があった。
「L。Little finger。まず小指でも折ってみましょうか」
パキッ
黒夜「ぐっ.....ああああああああああああああああ!!」
ゴスロリファッションで身を包み、輝きを失った漆黒のジト目で淡々と指を折る少女。
裏課-拷問係-。”おもちゃ箱”の住人。
雄鶏 うるる(オンドリ ウルル)
黒夜「はぁ....はぁ....お前ら....ボクにこんな事をして後悔するなよ。ボクは商品開発課の天才で....」
パキッ
黒夜「いっ.....!?ぐああああああああああああ!!」
雄鶏「F。Fool。馬鹿ですかあなたは。もう用済みなんですよ、欠陥品さん」
相変わらずのジト目でそう言い放つ雄鶏の後ろで
怪訝な表情を浮かべるセーラー服の少女。
裏課-拷問係-。 ”おもちゃ箱の住人”。
不可思議 茨(フカシギ イバラ)
不可思議「うるる。アンタ相変わらず悪趣味ね。もうやめてあげなさいよ」
雄鶏「A。As ever。相変わらず”心”が全くこもってない一言ですね。不可思議さん」
不可思議「ほら、お兄さん。早く言っちゃいなよ。”クビにして下さい。僕は欠陥品です”ってさ」
スーパーヒーローが
アンタを助けに来るワケでもないんだから。
ーーーその頃。笠井&犬村。
笠井「おい!本当にこっちか!?」
犬村「さぁな!俺は犬ではないからわからん!」
笠井「いやお前犬だよ!?」
迷っていた。