企画課の噂の問題児 (10/11)
ーその頃ー
クレーム処理課、鷲宮は....。
鷲宮「だーかーら、何で私なんすか?あ?」
課長「うん、うん、だからね?うん、本当に申し訳ないと思ってるの。うん。あぁ...その目ゾクゾクする...///うん」
鷲宮「私じゃなくて他にも頼める奴いるだろうが。何で私なんだよ。髪引っこ抜くぞハゲ!」
課長「ぶひっ///んん~頼むよ鷲宮さん。ワガママ言わないで....ね?問題児枠で入社した子に積極的に仕事を与えろって社長に言われてるんだよ。ね?だから、お願い!」
鷲宮「ちっ。仕方ねえな....おーい!笠井....って....」
あ、そっか。
あの野郎特別指導室とやらに行っちまったんだ。
くそっ、アイツに頼もうと思ったのに.....。
鷲宮「で?何だっけ?その仕事は....」
課長「簡単な事だよ。この書類を営業課に持って行ってもらいたいんだよ。あと鷲宮さんの耳を舐めたいんだよ。わかった?」
鷲宮「あー、はいはい。了解しました~」
営業課ね。さて、どこにあるのやら....。
課長「それでね?営業課の犬村って子に渡して.....ってアレ?行っちゃったか.....」
鷲宮「んー、営業課....営業課....っと」
しかしまるで迷路だなこの会社。
どこに繋がってるのかサッパリわからん。
鷲宮「えーっと....この道を.....右か?」
鷲宮が100%勘で右に曲がってみると
前方に何やら変な男がいた。
「くそぅ!くそぅ!俺っちのバカ!何て事を!!もう死ぬしかない!!」
鷲宮「・・・・・・・・・・・・」
何か号泣しながら壁を殴ってる人がいる.....。
この会社。
どうやらまだまだ未知数です。