5人.....目... (16/23)
僕の望み....?
僕の今の望みは天神高校に
受かることだ。
それしかないでしょ。
「天神高校に啓介君と
一緒に受かりたいです。」
僕はすぐ望みが決まり
女の子に言う。
「了解です。
あなたの望みは
‘‘啓介君と天神高校にうかる’’
ですね?」
そう
冷静にいい、静かにまた
喋り出した。
「今から言うことを
よく聞いて下さい。
今回のあなたへの条件は
‘‘啓介君を不合格にさせる’’です」
なんだって?
僕はその条件を聞いた時
ありえないとおもった。
あんなに頑張っているのに
不合格にさせろと!?
しかもどうやって?
パァァァァァァァァァーーーー
急に辺りが真っ白に
光輝いた。
僕は消えゆく意識の中で
女の子のかすかな声が聞こえた。
「夢ゲームは人生で一度切り。
成功したら幸せな未来が
失敗したらこの先地獄よ?
せいぜい頑張って。」