なな。 (30/32)
「昨日の海も楽しかった!
そして今日も楽し~!」
俺は海を向いてそう言う。
「私も」
ゆいも同じく海を見ながら言う。
そして俺はゆいの方へ顔を向けた。
「俺、いつも笑顔で
いつも頑張ってる...
バカなゆいが好き。」
告白してしまった俺。
「え?」
ゆいが驚いたのか
こっちを向く。
「口、あいてるよ。」
俺が言ったと同時にぎゅっと
口を閉じた可愛いゆい。
そしてそれとまた同時に
顔が赤くなっていく可愛いゆい。
しばらくすると、
足が水に浸かるほど
海の方へ走って行って
「バカなゆいって何よ!
私もバカな海斗君が....
好きなんだから!」
そう叫んだ。
「....えっ?」
今度は俺が口をあける。
突然の行動に唖然としてしまった。
「口あいてるよ」
今度はゆいに言われちゃった。
俺は海にいるゆいの元へ走って
抱きついた。
「俺と付き合って下さい」
「はい」
そして俺らは夜の海で
優しい愛のこもったキスをした。