なな。 (27/32)
ん?ここは....俺の世界だ!
俺は夢から目覚めた。
「なんか変な夢見たな」
そう一言つぶやいた。
でもこの夢を見たことで
ゆいに告白する勇気が出てきた。
よし、今日呼び出そう。
「おはよー」
「おはよう!」
俺はみんなに元気にあいさつをする。
教室につくと
俺の好きな人発見。
「ゆい!おはよ!」
後ろからいきなり言ったもんで
ビクッとして後ろを振り向いた。
「あ、海斗君。おはよう」
朝から笑顔で俺に
あいさつを返してくれて
もうずっとこのまま
時間が止まれと思っている俺。
昨日の今日だったせいか
お互いあいさつをした後
少しだけ気まずくなった。
「あ、昨日は色々ごめんね」
そんな空気を感じとってか
昨日の海での出来事を
悪いと思って謝る彼女。
「全然大丈夫。
またいつでも相談して!」
それに笑って答える俺。
どうしよう。
今日告白するって決めたけど
なんか勇気でなくなってきた。
ううん、仮にも夢の中で
告白するって決めたんだ。
男だろ俺!!
「あ....のさ、今日時間ある?」
精一杯の勇気を振り絞る。
「時間?あるよ」
きょとんとしながら
微笑む彼女。
「また海いかない?」
昨日初めて行って
色々話して少しだけ距離が縮まった
あの海で告白をしたいと思った。
「いいねっ」
俺が今までで見た中で
1番いい
可愛い笑顔だった。