なな。 (21/32)




「綺麗」


「だな!」



俺たちはうっとりと
少しどこか大人っぽい海を
見ながらそんな事を話していた。



しばらくして



「手作りのクッキー焼いてきたんだ。
お礼のつもりだけど
別のが良かったよね...」



クッキーに自信がないのか
照れているのか下を向くゆい。



「クッキー!?
俺、クッキー大好き!」



普通に甘党な俺は
クッキーという単語を聞いて
いや、手作りという単語も聞いて
嬉しい気持ちになった。



「はい」


「サンキュ!」



見た目、まじうまそう。
パクッ



「うまい!!」


やはり見た目通り味も
うまかった。


俺のうまそうな反応を見てか



「良かった~」




照れながら笑うゆい。


やば可愛すぎ。



「クッキーありがと!
もう本当今日最高!」


俺は今の気持ちを率直に言った。


「私も!」


そして笑あった。