なな。 (17/32)
「.......っ....///」
この笑顔に俺はドキッとして
思わずゆいと反対側の方へ向く。
そんな俺を見てか保健室の先生が
「ゆいちゃん、熱中症よ。
体育の授業で倒れたみたいなの。
それでここまで海斗君が
連れてきたのよ♪」
少しだけ意味深に笑いながら
ゆいに出来事を伝える先生。
先生の言葉を聞いて驚いたのか
いきなり挙動不審になり
「海斗君、ありがとう。
私....重くなかった!?
大丈夫だった!?」
普段よくしゃべないゆいが
こんなにテンパってるのだから
面白くてつい思わず
「重かった!」
と言っちゃった俺。
ゆいはそれを聞いて落ち込んだのか
布団で顔を隠してしまった。
「嘘嘘!ごめんゆい!
全然重くなかった。
ご飯食べてるの?くらいに
軽かったよ!」
必死に言ったのだけど
いっこうに顔がでてこない。
数分たって
「なら、よかった」
いじけながら言う彼女が
可愛くてにやけてしまった。
「頑張ってね♪海斗君♪」
そっとそばにきて
先生がそう言った。
おし、俺頑張る。
いつか告白する。