6人目の人はどんな人? (22/38)




ギュッ




暖かい体温に包まれた。




目の前には遥ちゃん。

「ありがとう....
私の為に泣いてくれて....
ありがとう。」



私はそれを聞いてまた泣いた。
その私を見て遥ちゃんも
また泣いた。




「私の事真剣に考えてくれた人
なんていなかった。
親にも言ったけど頑張れ!って
言われただけで
もちろん友達もいないしさ。」



泣きながらそう言う遥ちゃん。



「今まで話を聞いてあげられなくて
ごめんね。これからは
頼ってもらえると嬉しいです。」


私たちはしばらくその場から
動かなかった。




十分後よくやく落ち着いて
解決方法を考えた。



「先生、どうしたらいいのかな。」


「先生はみんなと話し合った方が
いいと思います。」


「けど....怖いよ。」


遥ちゃんの気持ちもわかる。
だけど私は遥ちゃんと話し合って
遥ちゃんと仲良くなれた。



「大丈夫。先生もついてます。
遥ちゃんはこんなにいい子だもの。
絶対みんなわかってくれます。」



私の力強く言った言葉に
遥ちゃんは安心して


「うん、がんばるね。」



納得してくれた。



私達はそのあと教室へ戻った。


もう4時間も話していたみたいで
給食の時間になっていた。


給食が終わって私はみんなに言う




「女子のみなさん
この後空き教室へ移動
お願いします。」


私の言葉に多少驚きながらも
承諾してくれた女子のみんな。





そして女子が空き教室へと向かう



これから勝負だ。
遥ちゃん負けるな。