6人目の人はどんな人? (21/38)




「うん...相沢さん。
あの子よくみんなのこと
見ててね、
とても心配してくれる
とても優しい子。」



「そうなんだ。
相沢さんいつも1人でいるし
よくわからなかった。」



そう言って遥ちゃんは
下を向いた。




「私も1人なんだけどね。」



遥ちゃんは
泣いていた。




「え、大丈夫ですか!?
ティッシュ、ティッシュ。」



私がティッシュを探し始めると


「いい、いらない。」


そう言われた。


そして

「さおり先生って
悪い人じゃないね。
私、誤解してた。
先生、私の話聞いてくれる?」


泣きながらもわたしの顔をみて
そう言ってくれた。




「私ね自分で言うのも
あれだけど美人でしょ?
男達は私の顔しか見ないで
私に告ってくるの。
それが女子からしたら
嫌みたい。
とても仲良かった子までもね
私から離れていった。」


遥ちゃんの口から聞かされる
言葉を真剣に聞いている私。



「それから毎日毎日
トイレに呼び出されたり
机の上にはすごい落書き、
靴箱はゴミだらけ、
しまいには階段から
落とされたの。」




遥ちゃんの顔は苦しそう。


「ひどい.....」

私の思っていたことよりも
さらにひどいことを
させられていて私は怒りを
覚えた。




「だからこの怪我は
階段から落とされた時にできた
怪我なんだ。」



遥ちゃんは笑う。
笑いたくもないのに笑う。


「先生なんで...泣いてるの?」



「えっ....」



遥ちゃんに言われて
手持ちの鏡を見ると
そこには泣いている私がいた。



「ご...ごめんなさい。」


私が言った途端、