6人目の人はどんな人? (15/38)






やっぱ無理.....。



教室を出て職員室へ向かう。



今日気合いれてきたのに
なんでこうなるの.....。



潤一君は私の嫌がることしか
言ってこない。



「私は何をしたら
みんな許してくれるの?」





私の独り言は廊下に響いた。




朝の学習が終わって
教室へと戻る時、
向こうから相沢さんが
歩いてきた。



「先生。
なんで逃げたの?」


冷たい目。


「逃げてない...です。」


自信なさげに言う私に対し



「一週間も休んで
朝の潤一君にも
怒らないで、
なんで?変わりたくないの?」



言い方は厳しいけど
どこか優しさがある。



「....っ......!」



「先生なら大丈夫!
もっとみんなと喋って
もっとみんなの事理解して
もっと怒ったら大丈夫。」





相沢さんは言った。



そして

ニコッと笑った。





「ありがとう....。」


私が教室に入ろうとすると



「自信もって!
私は味方だから!」




相沢さんが私に叫ぶ。



廊下を歩いてた
他のクラスの子は
いきなりの大声に驚いていたが
私にはすごく心の支えになった。









ガラッ


私は教室へと入る。