大阪府 (3/45)


夏実さんが振り向いた。

「あ、すいません…。」


夏実さんは少し微笑むと
また前を向いて歩き始めた。

「あの」

「翔太!」

「………。」

俺はなぜこんなに話を
遮られるのだろうか。

「奇遇やな!それより
大阪やで!大阪!久しぶりで
テンション上がるわ!」

「………。」