もしもストーカー男が学校一のモテ男だったら

きゃあーっと叫ぶ女子達
ぎゃああああと絶叫する私
意味もなく囃し立てる男子達

にやにやと楽しそうな真理子

と、微笑む沖谷。


























一体何が起こった。






いや、まあ一応当事者だけど。

なんだこの空気。なんだこの状況。





「とりあえず、離れてくれ」

沖谷を引きはがす。




美「みんな、きいて！」


「今のは沖谷が貧血で倒れただけだよ」


真「ｗｗｗ」

美「か弱い男で困っちゃうね。ま、そゆことだから、開いた口を閉じようか」

真「ｗｗｗ」

美「ね、もう大丈夫だよね、沖谷」

沖「おかげさまで(にっこり)」

真「ｗｗｗ」