ストーカーLevel16 (3/25)
美月「ごめん、なさ、い」
もう自分ですら聞き取れないような声。無意識に声が震えていた。
沖谷「じゃあまた後でねっ」
美月「………」
沖谷の気持ちがわからない。
怒ってる?失望した?
それとも、どうでもよくなった…?
なんて。ああ、自分の女々しさにイライラする。私は元からこんな性格だっただろうか。
このまま、もし何事もなかったかのように振る舞ったところで、私はいつものように笑える?沖谷は笑ってくれる?
美月「……………っ、」
真理子「美月、帰りにカラオケ行こう、私の奢りでさ。」
美月「……真理子」
真理子「話もちゃんと聞くから、落ち着いて考えようよ」
真理子の優しさに、泣いてしまいそうになった。
美月「ん、ありがとう…」
真理子に奢られるなんて…。