ストーカーLevel13 (16/18)
沖谷「そう…ってか、わざとらしいから止めれば」
鼻で笑うように、冷たく言う。
沖谷「じゃあ、邪魔しないでね。僕たちこれからだから」
言い終わると沖谷がパタン、と携帯を閉じた。
沖谷「………」
美月「………」
こんなに恐ろしい“僕”が存在するなんて思わなかったよ。
美月「ご、ごめん…」
沖谷「なんで謝るの?」
ああ、笑顔が怖い。目が笑ってねぇ。
美月「いや、なんていうか…」
沖谷「美月たんは謝らなくていいんだよ。」
美月「………」
沖谷「………」
沖谷「謝らなくていいけど、自覚持ってよ」
美月「え?」
沖谷「俺の彼女っていう自覚。じゃないと俺、心配しすぎて美月たんをどうするかわからないから」
美月「き、肝に銘じます」
沖谷「美月たん、ギューしていい?」
美月「はっ!?//」
沖谷「だめ…?」
美月「…よ、よかろう」
沖谷「ん、ここ座って」
手を広げて待つ沖谷。
美月「……………」
無言で座る私。
なんで私が…。
でも今逆らったらなんか危ない気がするから逆らえない。