ストーカーLevel13 (7/18)

麻衣「そんな美月ちゃんも可愛いけど」


美月「どんな」


麻衣「ふふっ照れちゃって。食べちゃいたい」


美月「………………………………」


沖谷「気をつけてね。麻衣はそういう癖あるから」


美月「どういう」


沖谷「でもダメだよ。最初に食べるのは俺だから」



もうやだ。なんかやだ。



美月「今度こそ私帰る。疲れた」


沖谷「えっ、あ、ちょっと…!」


美月「何」


沖谷「当分の間、美月たんから避けられてたから」


美月「だから何」


沖谷「美月たんが足りなかった」


美月「……」


沖谷「だから今日は美月たん充電する」


美月「わ、私…」


やっぱりこの空気はどうも苦手だ。


美月「か…帰……わっ」


沖谷は私を包み、耳元で囁いた。


沖谷「ね、まだ帰さないよ?」







この腕、この笑みを、私は覚えている。


彼のスイッチが、カチリと替わる音がした。