ストーカーLevel11 (14/22)
美月「何なのそれ」
沖谷「誕生日プレゼントだって。誕生日って凄いよね、初対面の子からプレゼント貰ったりするし。」
美月「ふうん…多分そんなの沖谷くらいだと思うけど」
沖谷「そうなの?っていうか、どうして俺の誕生日はこんなに知れ渡ってるんだろうね」
美月「それはあんたが…………。で、どのくらい貰ったわけ、プレゼント」
沖谷「ああそれは一応この鞄の中に入れておいたんだけど…」
パッと見ただけでも2、30個くらいはありそうな、沢山の可愛らしいラッピングの包装たち。
美月「モテる方は違いますね。ハーレムなんてウハウハでしょ」
無意識のうちに早口になる。
沖谷「そんなことないよ。俺は美月たんに迫られるほうが嬉しいハァハァ//」
美月「……ムカつく」
沖谷「え?」
美月「本当にムカつくよ沖谷。何だよそれ」
沖谷「ええっ」
美月「………」
沖谷「美月たん顔赤いよ?」
美月「はっ、何言ってんのっ!?」
沖谷「も、もしかしてさ、このプレゼント…嫉妬してくれたり、とか……?」
美月「う、うるさいなぁ!//違うから、全然、違うから!」
私は真っ赤になった顔を隠すように沖谷の前をスタスタと歩く。
だから知らなかった。
私の後ろで沖谷の顔がニヤけきっていたことなんて、私は全く知らなかった。