ストーカーLevel1 (11/14)

「………。」


私は変質者を無視して歩き始めた。





「放置ぷれい…?美月たん」



「ついてくんな。その美月たんとかゆう呼び方やめろ、馴れ馴れしい」




「ツンデレハァハァこっちをまだ一度も見てくれてないなんてどれだけ焦らすの」


100歩ゆずってもデレてはねえよ!焦らしたつもりもねえよ!







「てか面識ないのになんで名前なんて知ってるわけ」


「同じ学校だからに決まってるじゃないか」








「はあっ?」
同じ学校!?



思わず振り向いた。



「ハアン、そんな目で俺を見ないで…っ」
どんな目だよ。







たしかに制服が一緒だ…



……………て。