ストーカーLevel1 (10/14)

なんだよ、まじで!何回も!


私は意を決して、変質者のほうは振り向かないで叫んだ。(振り向きはしない)




「ねぇ一体何のつもり?いい加減にしろよ、もっと痛い目に合わされたいわけ?」







ああ、恐怖とか通り越してイライラするわ。







「え、いいの?」



「…は?」



「もっとお願いします美月たんハァハァ」








忘 れ て た 。







そういえばこの人、ドのつくMだった。









こうして私のイライラは一瞬にして消え去ったのだった。