探偵部の活動日誌② (2/13)

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探偵部の活動日誌




金本武雄の遺体発見から6日が経つ。

事件は確実に解決へ向かっている。
僕たち探偵部はしばらく活動を中止することになった。


僕と山科は受験勉強があるし……

そんなのは大した理由じゃない。


僕たちはこの事件から手を引かなくてはならなくなったのだ。

それはこの事件が、想像を超えて危険だったからに他ならない。




確かに警察の言う通り、高校生が解決できるようなものでもない。
残念だけれど、仕方がない。


余談はさておき、こうなってしまった経緯を例にならって、小説風にまとめた。

主人公は僕、篠崎。


話は、僕と大貫刑事が部室に2人きりになったところから始まる……



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