橋本 桐香 (18/22)
私は席に着き、その紙を開いてみる。
最後の私達への言葉だろうか。
「笑笑笑笑笑笑笑笑笑」
………え?
紙にはそれだけしか書かれていなかった。
え、どういうこと?
棺の方を見ると、次は翔の番だった。
私はじっと翔を見つめる。
「麗っ……ごめんなああああぁ
俺っ……俺っ俺
お前のことがやっぱり一番好きだっ……
今気付いたよ……
お前のことを大切にしてやらなきゃいけねぇのに俺何してんだろかっこわりいなっ……」
翔は棺に向かってわんわん喚いている。
私は複雑だった。
私へのキモチは?
金のところへ戻って欲しいという気持ちはあったけれどこれから金のとこへ戻ることは出来ないのに……
「俺っ……………これから一生っ
一生麗の事だけを想って生きていくっ……
愛してるっ…………麗」
その時だった。