橋本 桐香 (10/63)


そんな日々が毎日、一年間続いたのだった。


私は頭が良かったから、

受験勉強も大してしなかった。

日々受験勉強に明け暮れる金の勉強を妨害したくて、私は塾に向かう彼女を蹴り飛ばし、塾に行きたくなくなるほど嫌がらせをさせた。


「許してくださいっ……」

「キモ」


私は彼女への虐めが日々のストレスでありながらもストレス解消であった。