0016 葛飾 ジュリア 蛹 編 (80/91)

こうして、元彼であるセイヤを奴隷にした。


リュウオウ様の為に元彼も奴隷にしちゃうジュリアって、すごくない?これがジュリアからリュウオウ様への忠誠の証ってやつだよね。


「よくやった」


セイヤを奴隷にした後、リュウオウ様はジュリアを褒めてくれた。


中央さんの時もそうだったけど、リュウオウ様に褒めてもらえるとね、心が幸せになるの。


ああ、やった。嬉しい。ってテンションが上がって、心がほんわかするの。


こんなの初めてだけど、リュウオウ様に褒めてもらえると、全てがどうでも良くなる。すごく気持ちいい。


褒められて、認めてもらえるだけでいい。


誰よりもジュリアを見て。


もっとジュリアだけを見て。リュウオウ様。


けどいい事ばかりじゃなかった。


セイヤから、大田ユウガや荒川エイア、それに豊島アヤカの存在を聞いた。


豊島アヤカによって、ジュリアとセイヤは別れさせられたんだ。


話を聞いた中央さんがポンッてジュリアの肩を叩いた。


気にはなってたし気持ちのいい話じゃないけど、聞いてみると何だか呆気ないというか、どうでもいいと思った。