0016 葛飾 ジュリア 蛹 編 (10/91)

「前面は左右に開くようになってて 中の空洞に人間を入れるんだ」


「人を入れるの!?」


思わず大きな声を出しちゃったよ。


「拷問器具だよ?エリザベートはそこに処女を入れた」


やだ。痛いじゃん。気分悪くなりそう。


「最初は農民の娘を誘拐して惨殺していたけど やがて下級貴族の娘を教育を理由に誘い出して 残虐な行為をするようになった」


貴族も何も関係ないよ。


「最悪じゃん」


「夫が死んで 残虐行為はエスカレートしていった」


リュウオウ君によると、エリザベートさんは若い娘を例の鉄の処女で殺して、その血を浴び、指を切断して苦痛な表情を見せる女の子を見て笑ったり、使用人に命じて娘の皮膚を切り裂いたり。


「彼女は性器や膣を取り出し それを見て興奮していた」


「こわっ」


けど、その時すでにジュリアはリュウオウ君の話に夢中だった。


「バレなかったの?警察とか軍隊とか そういうのに」


「バレた」


彼女はかなり有力な貴族だった為に、近隣の住民も見て見ぬふりをして我慢していた。なんかかわいそ。


けれど、とうとう残虐な行為が明るみになる。