0014 大田 ユウガ (41/60)

聞いた方が早そうだ。


「なあ」


僕はまた目黒に話しかけた。


「何で力づくで奴隷にしない?その方が手っ取り早いだろ?」


「そうして欲しいのか?」


いや全然。


「あの女が相当な変態なだけだ」


なるほど、単なるドSか。


なんか納得しちゃったよ。


やっぱり奴隷である目黒からしても変態なんだ。


ワクワクする僕も変態かな。


少し発想を変えてみよう。


目黒と僕が本当に勝負を始めていたとしよう。


逆にこいつが多大な敗北感を感じてくれれば僕は勝てるんだ。


だがどの道、ある程度勝負の内容を知る必要がある。


ガチャ


「何か変わった事は?」


思考の途中で、ドアが開く音と共に、あの女の声がした。


「あんたの話をしていただけだ」


「そう」


台東が帰って来たんだ。