0014 大田 ユウガ (8/60)

発想の矢先に、後ろの頭のおかしい女からの声。


「リュウオウの奴隷から3人ほど頂きました」


リュウオウから3人。


「すご」


思わず口に出しちまった。


やるなあ。


あ、そうか。


他の奴隷からなら問題無く、同じ派閥のセイヤにアヤカの住所なり何なりと聞けるもんね。


あー。くそ。


どうやって3人も奴隷にしたのか気になるね。


それにリュウオウの情報も、もっと知りたい。


熱烈なファンの気分だよ。


いっそ友達になってくんねえかな。


でも待てよ?


リュウオウからカッパラった奴隷は3人だよね。


頭のおかしい人の手紙には、奴隷は2人と書いてあった。


3人から1人減ったのか、それとも実際は5人なのに2人と嘘を付いているのか。


頭のおかしいこの女の奴隷は、2人~5人か。


突き詰めれば突き詰めるほど、確かな情報が少ないね。


どいつもこいつも、どこまで本当の事を言っているのか分からない。


算段があっても無くても、適当に嘘を付くなんて僕だったらそうする。


「質問はここまでです」


あらら。もっと色々聞きたいんだけどなあ。