0014 大田 ユウガ (7/60)
次に、僕の居場所を突き止めた事についてだ。
僕がこの電車に乗る事を特定するのは至難のはず。
ずっと監視でもしてなきゃ分からない。
いや、監視か。
監視をされていた可能性が高いな。
僕を直接見つけた可能性は低い。
やはりアヤカか。
彼女を監視し、そこから僕を割り出す。
頭のおかしい女は、アヤカを監視していた可能性が高いな。
よし、まとめてみよう。
1.まずセイヤを奴隷にする
2.セイヤからアヤカの住所を聞く
3.アヤカに手紙が届く
4.さらにアヤカと会っていた僕を監視
全ては憶測だけど、次は答え合わせだ。
僕は答えを求めて、後ろの彼女に質問した。
「新宿セイヤを奴隷にしたのか?」
女は数秒黙った後、答えた。
「半分はずれ」
半分はずれ。
セイヤじゃないのか。
「新宿セイヤは まだリュウオウの奴隷」
「じゃあどうやってアヤカの居場所を」
「単に聞いただけです 新宿セイヤに」
単に聞いただけ?
という事は、リュウオウ側の"他の奴隷"が裏切った可能性が高いな。