0013 品川 ゼロ (66/103)
けど以上って事は、大人より赤ん坊の方が骨が多いんじゃ。
「に 250?」
「ブー!」
とりあえず出した僕の答えに、中央さんは気持ち良さそうなハズレの音を出しました。
「正解は およそ300個以上 だ」
中央さんは、そう言いながら正解の画面を僕たちに見せてきました。
たしかに正解は300個以上です。
いやいやいや。
分かる訳ないよ、そんなの。
僕と少年は、1問目から不正解してしまいました。
「はは 難しいかもしれないが これからの問題もこんな調子だぞ」
中央さんは楽しそうに、そう言いました。
落ち着いているというか、むしろ楽しんでいる感じです。
少年は黙っていますが、集中した様子で険しい表情を作っています。
こんな表情をする子供は初めて見ました。
次の問題は僕たちの番です。
僕は携帯の起動してあるアプリを操作して、クイズが出題する画面を出しました。
どうか、べらぼうに難しい問題が出ますように。そう祈りました。
画面に出てきた問題を、僕は何も考えずに読み上げます。
「えっと 問題:トランプのダイヤのマークは何を表している?」
ダイヤのマークは何を表している?
出した僕にも分かりません。