0010 文京 ゼンイチ (39/90)

体縛ったら、やっと大人しくなった。けど目だけは反抗的に俺を睨んでやがる。


「じゃあ勝負の提案の続きだ」


俺はそう言いながら、もう1度杉並ルシエの胸を見た。


別に巨乳が好きな訳じゃねえが、男はそこにおっぱいがあれば、とりあえずなんか意識する。


「泣いたら負けな」


俺はそう言いながら、女の口に結んだパンストを引っ張り、話せる状態にした。


途端にルシエが叫ぼうとする。


「あ゛ああ!」


声を出した瞬間、ルシエをいい加減ひっぱたいた。


デコピンといい、ルシエの肌からはいい音がする。こいつぁ期待できそうじゃねえの。


「言えよ 勝負は泣いたら負け」


もう1度、パンストを引っ張る。


「う゛あ゛」


それでもルシエは叫ぼうとした。はい、今度はデコピン。


嫌だろ?ビンタとデコピンで交互に責められるなんて。


「だから 大人しくしようよ なあ?」


なんか、猿に育てられた人間の子供を教育してるみてえ。


「だから 勝負は泣いたら負けっつってんだろ」


俺は次に、精一杯ドスを効かせた低い声をルシエの耳元に聞かせた。


すでに、口元に結んだパンストは緩んでいる。


「はあ はあ」


部屋にはルシエの吐息だけが聞こえるようになった。


目黒は相変わらず、ひたすらルシエの足を押さえている。