0010 文京 ゼンイチ (37/90)

どんな勝負でも、脅せば受けさせる事ができる。それは目黒を奴隷にした時に分かった。


つまり勝負は何でもいい。


こうやって勝負する相手を、ハナッからかっさらっちまえば、全て解決だ。


「勝負は そうだな…」


俺は押さえていた枕の下、杉並ルシエの胸辺りを見た。


着ているのはトレーナー1枚で、下もジャージを履いている。典型的な部屋着だ。


俺は片手一つで杉並ルシエの両手首を掴み、オデコで枕を押さえた。


杉並ルシエは相変わらず抵抗しないまま、フウフウと枕越しで息をしている。


俺は空いた右手で、杉並ルシエの胸を掴んだ。


「泣いたら負けってどうだ?」


掴んだ胸はノーブラ。トレーナー越しで、水風船みたいな柔らかい感触が右手に伝わる。


多分Dカップくらいだな。


あんまデカイ胸、好きじゃねえんだよな。むしろ若干キモい。


「ん゙ん゙ー!」


胸を触られた杉並ルシエは、また暴れ出した。


「騒ぐなって言ったっしょ」


俺は咄嗟(とっさ)に、杉並ルシエのオデコをデコピンした。


バチンッていい音が鳴る。