0008 足立 シヲリ (13/55)
「着けるの?精子付いてるよ?」
そんな訳ないが、あたしは笑いながら灰皿の上に器具をかざし、割りものに使っていたスピリタスという、かなり強い酒をかけた。
「消毒ー!」
「あははは!超消毒!」
そして、説明書の図解通りに歯の裏に着けて、友達に顔を向ける。
スピリタスをかけたSCMはスウスウした後に、あたしの口の中を燃えるように刺激していた。
けどかなり酔っていた、あたしには関係無い。
あたしは腰に手を当てて、女王様ぽい姿勢を作り、仕事中の口調で言う。
「いかが?あたくしの奴隷になりたくなったかしら?」
「シヲリ姫!シヲリ姫!なったなった!」
友人は子供のようにキャッキャッと騒ぐ。
「じゃあ 今から毛を剃りなさい!」
「はーい!」
友達はその場でパンツをめくり、自分のアンダーへアーをブチブチと指で抜き始めた。
そして、その陰毛をあたしに投げる。
「汚いから!」
あたしは笑い過ぎて腹が痛くなる。
「あはははは!投げるな!やめろっつうの!」
「ウィー!」
朝の4時に、酔いに酔ったあたし達は、女同士でそんな遊びをしていた。