0006 豊島 アヤカ (48/64)
あたし達は、お互いの番に、お互いが出す数字を知っている。
しかし30分程度では、何周するか分からないゲームの数字を、正確に覚えるのは難しかった。
そこで、あたしとセイヤの誕生日だ。
あたしの誕生日の1102。
これを繰り返したのが、セイヤの番の時に、あたしが指を出す数の順番。
0210、これがあたしの番の時にセイヤが指を出す数の順番。
互いの誕生日の4桁の数字を、ローテーションで繰り返すだけ。
あたし達の誕生日が、0と1と2で良かった。
まあ、誕生日じゃなくても、4桁の数字のローテーションなら、あたしの頭でもなんとかなる。
誕生日にしたのは、より分かりやすくする為だ。
ちなみに、片腕が下がった場合は-1にするだけ。
セイヤとあたしの番でしか、やらないイカサマなので、パターンを読まれるなんて心配はない。
何より、長時間順番が回る訳ではないから、さらにパターンを読まれる可能性は低い。
エイアとユウガの番の時は、通常通り適当に指を立てたり立てなければいい。
あたし達はお互いの出す数字は分かるけど、奴らはお互いが出す数字すら分からない。
だから、あたし達のチームは有利なんだ。
全部セイヤが考えた。セイヤって天才。