0006 豊島 アヤカ (47/64)
あたしは思わず声をあげ、セイヤは笑いながら片腕を卓の下にしまう。
これでセイヤは次の正解で上がれる。
開始数秒で、まず白星を上げたあたしとセイヤチームだけど、エイアとユウガは黙って互いを見ただけだった。
声一つ出さないのは落ち着いているから?
それともあたしみたいに、緊張してるから?
これが、ポーカーフェイスってやつか。
次はユウガ。
「イッセーノ」
「4!」
指を上げたのは
エイア 2
あたし 1
セイヤ 1
そしてユウガ自身は0。
指の数は4。ユウガは正解した。
「えへへ いただきまーす」
さっきまでのポーカーフェイスを崩し、ユウガは訳の分からないことを言いながら、片腕を卓の下にしまった。
次はエイアだったが、見事に外してくれた。ざまあみろ。
そして、いよいよあたしの番。
あたしの番では、セイヤは1を出す。
相談タイムで決めた、あたしとセイヤのイカサマというか、打ち合わせで決まったことだ。