0006 豊島 アヤカ (44/64)

「あー 知ってる あたしの高校ではウーって言ってた」


エイアが声を上げた。


何がウーだ。ローカルネタだろ。


「ああ 僕も知ってる 僕の地元ではグーだった」


ウーでもグーでもペーでもいい。


「はは 地元によって違うかもしれませんけど ルールは基本的に一緒のはずです 今回のかけ声はイッセーノでいきましょう」


セイヤの言葉にユウガが反応する。


「つまり?」


「はい 僕達は勝負を受けます」


セイヤの言葉に、ユウガとエイアが真剣な顔つきになる。


「今からやるのは イッセーノ」


セイヤは説明を続けた。


「今回のイッセーノで出せる指は親指のみ つまり1人が出せる数は0と1と2の3択」


つまり、1人『2』まで出せる。4人なら『0』から『8』の9択を当てることになる。


「分かった?」


ユウガが隣にいるエイアに言った。


「これくらい分かるから」


エイアとユウガのそんなやりとりを見て、この2人の関係が気になった。


恋人同士と言うほど、馴れ馴れしくはないし、友達と言うほどかけ離れた空気間でもない。


「けど4人だし チームとしての勝敗は?」


エイアが質問した。