0019 練馬 ヨシムネ (45/63)
純粋過ぎる悪。否、悪と正義は表裏一体、根底で繋がっている。
恐らく、この子は純粋過ぎる正義。
全てハッタリであって欲しい反面、ワシの勘が叫んでいるの!
この女は何かがマズイ!見た事が無い希少種!
けど欲しい!欲しい!この女が欲しい!
エイアは黒に、銀のラメが入ったジャケットを着て、エリを立てていた。首元が広がった白いシャツには品のいい英字。尻と足の線を美しく描いたジーンズにキラキラしたサンダル。
不意に、この子の細く形のいい足へ絡みつき、透き通ったおみ足の指の間を舐め、虹色の爪をしゃぶるヴィジョンすら浮かぶ。
悦!悦を感じるのお!
不思議な感覚だが、この激情には何十年来の覚えがある。
若い頃、欲しくてたまらなかった極道の女に手を出した、あの時以来。
色情狂の上に刺激好きで、極道の女にしか燃えない阿呆だった頃。それで歯を折られたっけ。
この年になってこんな思いをするとは。
「クッ クヒ」
未知だからこそ欲しい。知らないからこそ知りたい。
この興味と訴求はミナミに対する、それ以上。
どうしよう、孫にしたい!