0019 練馬 ヨシムネ (16/63)

今日はツバキと話をする為に、部下にはワシがいいと言うまで外へ追いやって見張りをさせていた。


ミナミがワシのお気に入りの孫って、みんな知っているから、この子なら無条件で出入りが出来るか。


ていうか何しに来たの?


ワシはペンでミナミを指し、そうジェスチャーした。


「ああ 奴隷にしに来たんだよ ジジイを」


あ、やっぱり?


「けど ツバキに命令されてんだろ?勝負すんなって」


うん。あいつ、ワシの事は相当必要みたいだからね。


「ひゃくよんじゅう」


ワシが頷くと、ミナミはバッグに手を突っ込む。


「だからさ ジジイ」


そして、バッグから重そうな何かを取り出した。



ギュイイイイイイイン!



「今日は殺す気で来たよ?」



拳銃の様なシルエットと電動音。



「ジジイ これ嫌いだよな?」



電動インパクト。ご丁寧に、ドリルビット付きの。



「ひゃくよんじゅうろく」



うん、それでこそ我が孫。