0018 北 ミナミ (28/67)
「あはは!ざまあ!」
けど、ジュリアの計りを見ると、421gになってた。
「はっ?へ?」
何でだし!
計りの上を見ると、あーしと同じ様にタプンタプンした黒いビニール袋が置かれていた。髪の毛の上に。
「テメー!まさか!」
こいつも!
「開けて確認してみる?」
ジュリアは勝ち誇った笑顔でそう言った。
するかくそ!くそじゃねーけど!
ドンッ ガッラン
あーしは考えるより先に、段ボールを蹴ってひっくり返した。
こうなったら!
あーしは段ボールから飛び出したガラクタ達の中から、1本の小箱を取り出す。
「あっ」
あーしはそれがてっきり、錠剤型の下剤だとばかり思ってたけど、手に取った箱をよく見ると浣腸と書かれていた。
けど、あーしはそのままの勢いでまたトイレに駆け込む。