0018 北 ミナミ (9/67)
「どの道 ジュリアさんはミナミさんに差し上げる予定でしたしね」
そう、ジュリアはあーしの奴隷にしておもちゃにする予定だし。
学校でパシリにしたら、友達とか驚かせれる。
こいつ、男子の間でも女子の間でも結構人気っつうかあーしの学年からは憧れの存在なんだよねー。
けどツバキ。相変わらずピエロみたいにヘラヘラしやがって。キモいんだよ。
「あー 言われなくてもコイツはあーしの奴隷にするし」
呑気にグースカ寝てるジュリアを睨みながら、あーしはそう言った。
そんな訳の分からないやりとりの後、フジコは帰り、ツバキもSCMを直す為に1度帰る事になった。
けど、あーしは興味本意でジュリアと一晩過ごす事にした。
ジュリアを監禁したジジイのマンションは学校からも近いし。
SCM直したら、真っ先にうちの奴隷にしてやるつもりだった。
寝てるジュリアの手足は一応エアコンとかでくくり付けて、そう簡単には逃げ出せない。
この部屋は、ジジイの債務者をぶち込む監獄みたいな場所だった。
ゆーてもジジイは何かの漫画やドラマみたいな理不尽で酷い真似はしない。
あーしもよく分からないけど、偽造免許書を作らせたり、何か悪い仕事をさせる部屋に使ってる。
一時期は3DKのこの部屋に、13人ぐらい雑魚寝させて起きてる間はずっと内職紛いの事もさせてたらしいけどさ。