0018 北 ミナミ (7/67)

「なるほどねえ」


けどフジコは納得した様子だった。


「封建の究極は神にありってとこかしら 随分極論だけど」


フジコの発言に、ツバキはニヤリと笑う。


何コイツら。何勝手に意思疎通してんの?


マージ意味分かんね。


「人は心に神や偶像の様な 信じるべき絶対があると 時に限界を超えた力を発揮するって事ですよ」


ツバキはニコニコしながらそう言った。


こいつ言ってる事までアブねーな。


子供に言い聞かせるみたいに言いやがって。


「じゃあ今のジュリアがそうなのかよ」


「はい 彼女から感じたリュウオウのイメージは神に近いものでした」


確かに、ジュリアはリュウオウを神だなんだと言ってた。


「彼女はリュウオウを崇めています」


「だから第三段階は神と崇めるんだ へーそーなんだ」


あーしが適当に相槌を打っても、ツバキは相変わらずニコニコしてるし。


「1度ジュリアさんと勝負すれば分かりますよ 大抵の勝負で ジュリアさんは負けません」


「ああ?」


なにコイツ。あーしの事なめてんの?挑発してんの?