0017 江戸川 リュウオウ (21/58)
けど白髪の声色は震えていた。
「きっ 貴様 リュウオウと言うのか?」
視線を戻し、白髪の高校生を見ると、彼は僕を見たまま凍り付いてる。
貴様?なんかムカつく。
「貴様が江戸川リュウオウかあっ!」
何こいつ。
僕を知ってる?
まさか。
白髪の異様な様子にタイジュが僕へ近付いて、肩を触ってきた。
「あの人は?」
お前が僕の名を呼んだから、気付かれたよ。
「物凄いタイミングの悪さだよ やってくれたね」
僕は白髪を見たまま、タイジュにそう言った。
「え?」
「あの白髪 SCM所有者だ」
「うええ!?」
タイジュのアゴがしゃくれたのと同時に、白髪から声が漏れる。
「ハッ アヒャ」
白髪の顔が見る見る内に歪んでた。
「ヒャッハーハッハッハッ!」
そして奇声を上げる。
何こいつ。