?日目 (8/8)



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蓮見「ごめん。

こんな話されても、だよな…」



昴「どうして謝るの。

洸太の過去にそんな事があったなんて僕は知らなかったから。だから…知れてよかったよ」






話しにくい話をしてくれてありがとう


昴は小さくそう言ったけど


ありがとう、なんて言われる筋合いはねえよ、俺は。




ロボットのお前だからこそ言えたんだ


昴だから、こんな話…







昴「ん?」







でも俺、

お前のことロボットじゃなくて、一人の人間として…








蓮見「昴。

俺、あいつのこと助けたい」



昴「…うん。僕もだよ」









お前が居なくなってから、もう1年が経つけど

いつもいつもお前のこと考えていた。



忘れたりなんか一生しない。


それでさ、
俺もちょっとだけ前に進むから、


見守ってくれ。澪。


あいつのこと、
絶対助けるからさ。









蓮見side 

【完】