4日目 (5/27)



ズンズンと先に歩いて行く昴さんを必死に追いかけ、

着いた場所はなんだかとっても可愛らしいお店。







『…!?』


昴「まさかとは思うけど、別に僕が御用達のお店とかじゃないから

10~20代の女の子達から1番支持率の高いお店に来ただけだから」


『あ、やっぱりー!

そうじゃないかなって思っていたんですよ~』


昴「(絶対嘘だ)」







昴さんってそうゆう趣味だったの?なんて少しでも疑ってしまった自分を殴りたい。今すぐ殴りたいいい!!









昴「入るよ」


『えっ、ま、待ってくださいよ』






こんな女の子らしくて可愛いお店に何の躊躇もなく入るその勇気は何処からくるんですか昴さん!!







「いらっしゃ…いませ///


昴「この子に似合いそうな服をお願いしたいんですけど」


「……」ウットリ


昴「ねえ、聞いてる?」


「あっ、はい!
かしこまりました///






店員さん完全ノックアウトォォ!


周りのお客さんも
みんなノックアウトォォ!!

しかもみんな目がハートマークに見えるよ!


これがイケメンマジックという奴なのか威力凄まじ過ぎる…!!







「ではお客さま!こちらへどうぞ」


『…はえっ!?』


昴「よろしくお願いします」






ぺこりと店員さんにお辞儀をして私を預けた昴さん。ああああ緊張するよ。

私に似合いそうな服って…こんな可愛いお店の服、どれもきっと似合うワケがないのにィィィ!!