3日目 (8/18)
『あの、蓮見くんと昴さんはどうゆう関係なの?』
蓮見「知らねえよブス!つーか喋るな空気が汚染されんだろ!!」
『わああとっても酷い』
蓮見くんが私を睨みつけている隣で、昴さんは1人腕を組み、うーんと考えている様子。
昴「どうゆう関係って聞かれてもね…
僕はこのカフェを住み込みで手伝っていて。先週、洸太がいきなり来たって感じ?」
蓮見「いきなりじゃねーから!
事前に来るって話だったろ!!」
昴「僕は何も聞いていないし」
蓮見「いやいや。まずお前は誰なんだよ…名前も教えてくれねーし」
昴「あっ
名前は昴だよ。ね?星」
『えええ、あっ、はい!!』
蓮見「なんでブスが知ってるんだよ」
『いやいやいや知らないよ!
ただなんとなく”昴かな~”って勘で言っただけで…』
蓮見「勘!?」
な、なんだろうこの蓮見くんの反応…
同居人(?)なのに昴さんのこと何も知らないみたいだし。てゆうか昴さんは秘密主義過ぎるよ!!
蓮見「ま…まあ、いいわ。細かい事は。
今日の夜にでもお前の「昴だよ」
蓮見「……昴のこと聞く。
よし、
っつーことで行くぞブス」
『えっ!待っ、まだ何も準備してないし!てゆうか何処に…』
蓮見「何処にって…学校だろ」
学校…。
今日を含めてあと5日で死ぬ予定なのに学校なんて無意味な場所に行きたくない。
昴「洸太、あと5分待ってあげよう」
蓮見「仕方ねえな。ほらブス急げ」
『5分!?
そんなマッハで準備出来ないですよ!』
昴「必要最低限の事だけで大丈夫だよ大して変わらないから」
『地味に傷付くこと言わないでください昴さん(涙目)』
結局
2人は、私がスーパーMAX酷い寝癖を直すまでの30分間文句言いつつも待って居てくれたのでした。
こんなに待って居てくれたんじゃ…学校に行くしかない。行く気0だったんだけどな~
今日こそ最後にしよう…絶対。