なな。 (7/32)




俺は自分の席に戻り
そんなに好きでもない勉強を
していた。



ゆいと話したいなー


そう思いながら。





「......っ!?」


今何時だ?

俺はどうやら楽しくもない勉強を
していたせいか、
眠ってしまったらしい。



「.....ってか寝てたんだ俺。」


俺は独り言を発した。



「おはよう」



俺は絶句した。
だって俺の机の横に
ゆいが座っていたのだから。



「えっ!?
お....おはよう!」


いきなりの出来事に焦る俺。


「大丈夫?」



焦っている俺を見てか
可愛い顔で覗いてくるゆい。



「大丈夫!大丈夫!
でもなんで隣にいるの?」


俺は素直に疑問に思っている事を
ゆいに聞いた。




「秘密」




「えっ!?」




まさかの答えに驚いて
とてつもなくオーバーリアクションをしてしまった。



そんな俺を見て
またくしゃって笑うゆい。


笑ってる顔可愛いな。



「あ!」

いきなりの俺の声に
驚いてビクッとしたゆい。

だけど驚くもんは驚くんだ。


だって時計を見ると夜の7時半。



「やば!俺、親に怒られる」



帰ろうと思った俺はこんな時間に
女の子一人にするのは危険だと
判断し、もう親に怒られようと
決心をし



「遅いし送ってく!」


強引にゆいを引っ張って
学校を出た。