6人目の人はどんな人? (11/38)




「先生...が
精一杯頑張ってるのは
わかるよ。
だけどもっとみんなを
見てほしいの。」




相沢さんは何を言っているの


初め、何を伝えたいのか
全然わからなかった。



「どういう事ですか....?
先生みんなを見てないの?」





私は少しだけパニックになった。




私、今までみんなに
認めてもらえるように
頑張ったわよ?

間違いをちゃんと注意したり
授業内容を工夫したりし
なるべく怒らなかったり
色々したわよ。





「先生。わかってないよ。」




相沢さんの顔は少し悲しそう。
だけど力づよい目。





「何をわかってないの?
え、何?何をなの?」




私は必死になった。


私が今まで頑張って
きたのは全部無駄だったの?



なんでこんな頑張ってるのに
私はこうも嫌われているの?






「先生、遥ちゃんが
怪我したのわかる?」



突然の言葉に動揺しつつも
私は



「知ってます。
転んだんでしょう?」



遥ちゃんは髪の長い
綺麗系な女の子。
集団行動は苦手なみたいで
いつも一人でいる。





「違うよ。
いじめられているの。」




えっ...?